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ロシアでは約25万頭の牛の被曝除去に成功の実績(チェルノブイリ原発事故) [チェルノブイリ]

投稿日時:2011/11/17(木) 14:12

1986年に発生したチェルノブイリ原発事故は、ウクライナ・ロシア・ベラルーシの国境地点であったため
その被害の大半をこの3か国が受けました。


当時のソ連・現ロシアブリャンスク地域を中心に家畜の被曝対策が現在も行われており、
環境状況が厳しい地域内(原発事故により汚染された地域)で安全な畜産を行う対策が取られています。

ソ連時代から研究・開発を行っていた人体に無害な飼料配合剤を使用することにより、
1993年以降、約25万頭の牛の被曝除去に成功し、約50万トンの牛乳の汚染の除去に成功した
との資料があり、ロシア・ブランスク地域やベラルーシで現在も使用されています。


また、通常の食料品の放射能汚染の判別に使用されるベクレル計測器は
主に食肉になった状態の肉を測定しますので「屠殺してから汚染を調べる」ことになりますが、
ロシアでは生体の家畜(生きたままの家畜)の内部被曝を測定する機器を開発・実用化しています。

世界に隠すことが出来なかった規模の深刻な原発事故を実際に経験し、対策の運用実績を持つのは
旧ソ連のロシア・ベラルーシ・ウクライナの3か国です。

日本よりも25年期間多くの実際の経験とノウハウを導入して生かそうとする動きが少ないように思われます。


チェルノブイリ原発事故
25年後の現状と、25年間の実際の対策に関する取材のコーディネートは
Creative Coordination RUSSIA

creative@consultant-ru.com


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